【ComfUI】TypeError: forward_orig() got an unexpected keyword argument 'attn_mask' の完全解決ガイド


はじめに

ComfyUIを使っていて、「TypeError: forward_orig() got an unexpected keyword argument ‘attn_mask’」というエラーが出たことはありませんか?この記事では、そんなあなたをサポートするために、具体的な原因と対処法をお伝えします。これで直ります!あきらめないで!

前提条件

このガイドは、Pythonの環境が用意されているWindowsユーザー向けに書かれています。また、仮想環境(venv)を使用してPythonの依存関係を管理している場合が理想的です。

原因の解説

ComfyUIは、画像生成や編集に使う拡張機能(Custom Node)が多いのが特徴です。このエラーは、一部のこれらのカスタムノードと最新バージョンのPyTorchなどのライブラリとの互換性問題によって発生します。

具体的には、「attn_mask」という引数が存在しない関数に対してそれが渡されているために発生しています。「attn_mask」は注意マスク(attention mask)とも呼ばれ、モデルが特定のトークンに注目すべきか否かを制御するためのもので、一部のモデルやバージョンでは利用されません。

解決ステップ (Step-by-Step)

Step 1: エラーログとカスタムノードの確認

エラーが発生したファイルと行番号、関連するCustom Node(拡張機能)を確認します。これはデバッグログの中から得られます。

# デバッグログ抜粋
File "F:\StabilityMatrix\Data\Packages\ComfyUI\execution.py", line 328, in execute

Step 2: バージョンの確認と更新

  1. PyTorchのバージョンを確認:

    pip show torch
  2. 必要なライブラリのバージョン確認: execution.pyや関連ファイルで使われている他のライブラリについても同様に確認します。

  3. 最新版への更新: 更新が必要な場合は、以下のようにアップデートを行います。

    pip install torch --upgrade
  4. Custom Nodeの更新: 使用しているカスタムノードのコードを確認し、その依存関係が最新のPyTorchと互換性があるか再確認します。また、作者のGitHubリポジトリから最新版を取得することも可能です。

Step 3: 環境の再構築

更新した後で問題が解決しない場合、環境全体を初期化し直すことを検討しましょう。

  1. 仮想環境の削除:

    deactivate
    rm -rf venv
  2. 新しい仮想環境を作成:

    python -m venv venv
    source venv/bin/activate  # Windowsの場合、`venv\Scripts\activate`
    pip install --upgrade pip
  3. 必要なライブラリをインストール: 更新したPyTorchとその他の依存関係をインストールします。

よくある質問 (FAQ)

  • Q: 「別のエラーが出る」または「解決しない」とはどうすればいいですか? A: まずは最新版のComfyUIや必要なパッケージがインストールされていることを確認してください。また、GitHubのイシューを参照するか、公式フォーラムで助けを求めると良いでしょう。

まとめ

Pythonとプログラミングに詳しくない方でも手軽に進められる解決プロセスをお伝えしました。「TypeError: forward_orig() got an unexpected keyword argument ‘attn_mask’」のエラーは互換性問題が多いですが、更新や再インストールで簡単に解消します。あきらめずにチャレンジしてください!